2016(H.28)年
16日松島球場での開幕試合。開会式は9時〜 一高の試合は第一試合 10:10〜
一高 2-0 石巻商
四球、暴投と相手のミスにつけこんで1点を先制した一高は、主戦佐々木が踏ん張り完封。
打線も佐々木の踏ん張りに応え、7回、四球で出した走者を今日唯一の安打を放っている
藤井が左中間にはじき返す適時打で返しだめを押した。
一高次戦は松島球場18日第二試合。対仙台商戦。
( ゚ プ)的雑談
パンフレット久々に手に入りました( ´∀`)人 アリガトゴジャィマース
序盤は内野陣の固い動きにまだボールに慣れていないかのような打者陣のスイングで
泉ペースになるかと思われたが、昨年から主戦を張る金原の好投&好打で早々に同点に追いつくと、
今年も好調な一高打線が中盤から得点を積み重ね泉高先発尾崎を早々にマウンドから降ろす。
一高主戦金原は中盤から強い当たりを外野に運ばれ始めるが、
二塁手青山の好守・右翼手菅野の好返球を含む野手陣の守備で金原を盛り立て一高が勝利。
一高次戦は27日仙台市民球場にて12時30分〜 対仙商戦
一高 1-0 仙商
私は観戦していないので、詳細は宮城県高野連サイト参照
123 456 789 R H E 一高 000 010 000 1 9 3 生文 000 000 21x 3 7 2
既に県大会出場を決めている両校であったが、両チームともに攻守にミスが出る展開となった。
一高は初回から死球、敵失等で塁上を賑わせるも、金原以外から快音は出ず、
また度重なるバント失敗と併殺によりなかなかペースが掴めない。
一高主戦金原も走者を背負う場面が多くなるが、要所を締め試合は中盤へ。
5回、一高は先頭の金原の二塁打から続く菅野がバント失敗。
「またこの回も駄目か」と思った所で斎が7前安打でチャンスを広げ1死1-3塁。
続く小原がスクイズを決め1点を先制する。
これで流れを掴めるかと思われた一高だったが続く6回、先頭青山が安打で出塁するがまたしてもバント失敗。
その後二死1-2塁と好機を広げるも追加点を上げられず試合は終盤に。
7回裏、金原は簡単に2死を取るも6失から連打を浴び、逆転を許す。
続く8回裏には金原から市川にスイッチし、2死までは取るも死球から長打を浴び追加点。
反撃したい一高は9回表、先頭金原が失策で出塁すると、続く菅野が安打で続き生文大先発澤田を引きずり降ろす。
その後1死2-3塁とするも後続が続かず。最後は代打加藤侑が三振し試合終了。
県大会出場を決めた一高だが、生文大高を上回る安打を放ちながらも大きな課題を残す敗戦となった。
( ゚ プ)的雑談
県大会出場が決定している両校。第一試合の育英-東北戦もそうでしたが、やはりとぼけた感じの試合になりましたね。
それでも両校ともにフルメンバーでしたので、勿論本気では有ったのでしょうが。
勝敗を分けたのはやはり初の決勝進出を目指す生文と、
伝統校という事である意味その辺に意味を見いだせない一高との感覚の差ですかね。
個人的にはなかなか強豪校とのガチ試合を出来るチャンスというのは無いので出来れば決勝行きたかったかなぁと。
一つの公式戦は本当に何試合もの練習試合に優りますよ。
東北大会に出たあの年がまさにそうでしたので。
攻撃面でも本当に無死1塁からバント失敗→併殺でチェンジが多かったのですが、
守備もやや緊張感にかけていたかなぁと。
ただ、地力は充分あるなぁとは思ったので、県大会に期待ですな。
基本的に、秋の新チームですし守備が下手なのは仕方ないのです。
ただ、下手なりに守備に対する意識と集中力が有れば。
(1死3塁で一点仕方ないという守備隊形から間に合わないバックホームしたりとかたまにあるじゃぁありませんか。※余談に続く)
昨夏も、適時打の際間に合わないタイミングでカットできないバックホームをして危うく打者走者を進めそうになったり、
(結果オーライだったが)今日の簡単な4ゴロ、軽く投げればいいのに暴投したりとか(これはプロでも見かけるプレーですが。ネモちんだけ?)
そういう点はしっかり集中していけば起きないミスですので、県大会に向けてしっかり集中していきましょう。
本当に東北大会出た年は集中力が素晴らしかった。
そしてそれが通用しなくなるのが、最後の大会という事で全チームがしっかり集中している上(集中しているのが当たり前)
全体的にレベルが上がる夏の大会なのです。
尚、余談ですが・・・・
いつだったかの定期戦(恐らく50回大会?)で、1死1-3塁から2塁ベース近くの6ゴロ。
遊撃は2塁ベースを踏んだ後何故かバックホームし、タッチプレーの結果セーフ。
え?一塁余裕で間に合うタイミングで、何したかったの?と思った事がw
多分舞い上がっていたのですかねぇ。
そこ数年は、定期戦で二高が連続優勝記録を作っていた頃なのですが、
一高もシード校と当たる迄は負けない中堅クラスのチームだったのですよ。
毎年育英に負けていた(しかも9回まで堂々と勝負して負けていた)けれど、第8シードレベルなら喰ってました。
123 456 789 R H E 一高 000 120 210 6 11 1 東高 000 000 46x 10 12 1
中盤まで試合を有利に進めた一高だったが、
終盤につかまり逆転負けを喫した。
地区大会から打順を入れ替えた一高は、3番にすえた好調続く金原が大当たり。
初回の二塁打、第二打席の三塁打、第三打席の安打で早くもサイクルヒットにリーチをかける。
しかしそれ以外の当たりが渋い状況で、スクイズの1点以外攻撃の糸口が掴めない。
中盤の5回、この回先頭の小部は右翼への大きなフライ。
しかし比較的浅めに構えていた東高右翼手青木が一瞬打球の行方を掴み損ねた為この打球は三塁打に。
1死としてから9番斎の1前スクイズで追加点を挙げると(斎は野選で一塁へ)
3番金原の8前安打でこの回2点。中盤に主導権を掴む。
打撃好調の主戦金原だが、マウンドでは投球フォームにバラつきがあり、序盤からピリっとしない。
初回、遊撃手小野崎が強い6ゴロを弾き内野安打、続く2回・3回・6回・7回も先頭を安打で出し、
先頭を取った4回・5回は1死を取ってからの四球と毎回走者を背負う展開。
しかし走者を出してからは集中して6回を89球被安打4無失点に抑え試合は終盤へ。
7回、一高は変わった東高アンダースローの阿部投手より下位打線が好機をつくり、
2番小野崎の7越適時二塁打で追加点。続く金原は敬遠四球、その後暴投で2・3塁とした所で
四番加藤のピッチャー返しを阿部投手が弾きさらに追加点。この回2点を挙げ突き放す。
東高の反撃はその裏。疲れの見え始めた金原から下位打線の
6内野安打、死球、1内野安打で無死満塁。1番真野の9前適時打で1点を返すと、
一高はここで金原を諦め、二番手の市川にスイッチ。
市川は連続三振で2死を取るも4番佐藤樹に対し押し出し四球を与え集中力を切らし、
6番佐藤聖の7前適時打で1点差に詰め寄られる。
すぐさま反撃したい一高は8回、この回先頭の6番大槻の7前安打から好機を広げ、
9番斎の1前スクイズで1点を挙げ追加点・・・・かと思いきや、この投球はボーク。
さらに好機を広げたい一高だったがこの回1点のみに終わる。
このまま逃げきりたい一高だったが、やはりミスから背負った走者から傷口を広げる。
1死から東高青木の放った7飛を、左翼に回っていた金原が目測を誤り安打とすると、
四球・暴投で2・3塁とし1番真野の9前安打でついに同点に追いつかれる。
ここから5バントヒット、死球でさらに満塁とすると、4番佐藤樹の走者一掃8越適時三塁打で試合を決められた。
投手力・打撃力に優る一高だったが、総合力と集中力に勝る東高に逆転負け。初戦で姿を消した。
序盤は一高主戦佐々木の奪三振ショー。
しかし簡単な内野ゴロの処理等にもたつき、青陵にリードされる展開。
終盤打線が奮起し逆転するものの結局最終回に度重なるミスからの失点で逆転負け。
主戦佐々木は被安打わずか3で、14奪三振。
27個のアウトのうち23個をバッテリーが取るという状況で、
チームとして佐々木の好投に応える事ができなかった。
2017(H.29)年
123 456 789 R H E 一高 000 001 011 3 6 1 松陵 100 000 001 2 4 2
初回、一高は先頭を四球で出すもののバント失敗ダブルプレーでチャンスを作れず。
その裏泉松陵先頭打者の投前ゴロを一高投手金原が送球ミスし無死2塁とすると
三番打者の4ゴロ間に1点を失うという流れの悪い立ち上がりとなった。
一高は主戦金原が5回まで毎回奪三振、中堅の度重なる好プレー等で終盤まで松陵に付け入る隙を与えない。
好機を作るも本塁刺殺などで得点出来ず1点を追う形となった一高の反撃は6回。
2番青木が四球で出ると、2死となった後4番金原の打席で盗塁。
2塁に走者が進むとそれまで大振りが目立った金原が鋭く三遊間を抜くゴロを放ち、同点。
8回には、この試合当たっている一番打者の左中間への本塁打で勝ち越すと、
9回にも相手失策から1点を追加した。
ここまで被安打2の金原がこのまま締めると思われた9回裏。
松陵は先頭の村田が5前の一番難しい所に転がし内野安打で出塁。
続く三番に9前安打、続いて二重殺くずれで1死1・3塁となると、
前の打席から代わった5番タカノに簡単に四球を与え満塁。
続く6番ワタナベにも押し出し四球を与え1点差に詰め寄られる。
しかし最後は7番アベ、8番クドウを連続三振に取り、一高がかろうじて逃げきった。
一高次戦は宮城で22日第一試合対育英戦
春期大会結果(5/12)
仙台一高公式HPによると、「今後の予定は未定」とある為、
県大会終了後に代替開催される可能性はあるが、現在の所戦後初の中止となる可能性が高い。
仙台一高公式HP参照
6/6(火) 9:00〜 於:宮城球場
( ゚ プ)的雑談
行けるかーヽ(` フ´)ノ
123 456 789 R H E B L 一高 001 010 100 3 5 2 2 6 二高 000 000 000 0 3 3 1 3 (一) 金原・市川-加藤(優) (二) 酒井・中谷-尾形・小畑
一高は3回、この回先頭の菅野が中安打で出ると2死からこの試合1番に入った小部の左二塁打で先制。
5回は先頭四球と失策がらみで追加点をあげると、
7回にも相手失策から9番斉の左中間を抜ける三塁打で1点を取り駄目を押した。
一高主戦金原は失策で出した走者を得点圏に背負う序盤を打たせて踏ん張り、
中盤からはギアを一段上げ8回を7奪三振。最終回は市川がリリーフし完封リレーで優勝を決めた。
( ゚ プ)的雑談
試合の結果知り合いから教わりまして。
細かい内容に関しては間違えがあるかも知れません。
( ゚ プ)の見た所、金原は打たせて取る投球をして真価が発揮されるタイプの投手だと思うのですよね。
その上三振が取れる球が有るのが強みでして、普段見せる毎回の二桁三振ってのは本来の姿とは思えないのです。
そう考えると勿論失策はしてはいけないのですが、
本来なら打ち取った当たりが内野の間を抜けていくアレも減らせれば普通に上位を目指せると思うのです。
あくまでスコアシートを見ただけなので分からないのですが、単打のみの3本はどのような安打なのでしょうね。
初回の失策からのピンチを守備でどうにか出来ている事と、
四球・失策で走者を進めた後も三振・遊ゴロというのを見ていると、
まぁ、大舞台でも落ち着いたプレーは出来ているとは思うのですが、
正直春期1試合見た限りではやはり守備は鍛えた方がいいと思うのですよねぇ。
本当に公立高校は難しい。練習時間も少ないだろうし、野球ばかりやっている訳にもいかんし。
練習試合中打席に立たない選手が勉強しているみたいな光景を見せるのも相手に悪いしw
軟式春期大会結果
一回戦 一高 3-1 尚絅
二回戦 一高 4-3 青陵
準決勝 一高 0-5 気仙沼
一高は夏季大会の第四シード獲得
(一高は夏から新チームになる為、シーズンは今大会で終了する)
うむ。やはり普通の守備があれば優勝狙えるチームでしたな。
軟式・硬式ともに良い選手が入る年は本当に揃いますねぇ。
そしてやはり軟式は大事。
塩釜のように硬式に統一してしまう学校も有りますが今後も軟式も別に発展させて欲しいものです。
一高は去年9人ギリギリでしたが、一年生は入りましたかね?
是非とも夏にも一高が見たいのですが。
(以下、6/30日以降の日記の要約)
不眠式ポイントに関しては、ここ数年と同様の評価方法。
基本1勝で1点。県大会出場で4点。地区大会決勝進出チームは5点、地区大会優勝は6点。
注目校
不眠式ポイントとしては、育英が頭一つ抜けて27。秋・春の東北大会制覇校が大本命。
次いで東北大会常連となる16ポイント以上は東陵・東北。
東北は秋季県大会で敗退も、春期勝ち上がった為高得点となっている。
県大会ベスト8常連となる12ポイント以上のチームは4校、
ここまでの学校は解説する必要も無く充分なレベルが有る。
秋・春どちらかで県大会を経験しているチームではまず聖和。
聖和は昨秋組み合わせに恵まれず0勝もそれをバネにシード獲得と言った所か。
秋季は学院、仙台高と連続で当たった中堅上位高に勝てず、
見方によれば「ある程度以上の投手は打てない」という弱みが有る。
同様に大崎中央は秋季初戦で黒川に競り負け、敗者復活で古川学園と不運の0勝。
石巻は秋季は地区大会敗戦も春期に東陵を降すなど、冬を越えて力をつけた。
県大会経験チームで最注目校は好投手佐藤擁する仙台高。
秋季は佐藤頼りでチーム力では劣るイメージが有るも佐藤は今大会見渡してみても屈指の好投手。
同様に好投手西城を擁する東北学院だが、春期は大きく調子を落とした。
夏の初戦は石巻高。正直厳しいか。
三高・仙商はチーム力が読みづらい。例年に比べると飛び抜けた選手が居ないものの、纏まったチーム。
仙台商の乙戸は、評判は高いものの、実力が読みづらい。
秋中部地区準優勝の生文大は、秋季に好投手金原擁する一高にかろうじて勝利を拾ったものの、
春期は泉松陵の桜井を打てず、やはりある程度のレベル以上のチーム相手となると厳しい。
二高は全くノーマーク。秋季仙台を降し春期は仙商をコールドで破り県大会出場も、館山に負ける等良くわからないチーム。
榴ケ岡は古学・大崎中央・古川工等もともとレベルの高かった地区に利府が割り振られた北部で
春こそ敗退したものの黒川・利府・古川工・古学等相手に秋は準優勝と地力の強さが有る。
一高は好投手金原を擁し期待が出来るが、全体的なチーム力は低い。
本来は打たせて取って輝き、待球をされたら三振が取れる金原が
最初から三振を狙う事が多くなり球数が多くなってしまうのは勿体ない。
秋季は9回まで持たず逆転負け。どうしても終盤力が足りない。
チームの守備力が向上し理想的な投球さえ出来れば、県大会上位に充分食い込める。
他には気仙沼向洋・登米・志津川・多賀城・石商・仙台西・角田・宮城農・白石工が県大会を経験している。
東部組は充分な力が有るが、正直南部からの県大会出場校は評価しがたい。
県大会未経験校で注目すべきはまず好投手桜井擁する泉松陵。
打ち取った打球を安打にされてしまう事も含めて、被打率がちょっと高いのは金原同様。
組み合わせ次第では上に来れるチーム。
番外編としては連合チームで3つの勝ち星を上げた中新田が夏は単独で出場。まず初戦が楽しみ。
同じく北部の岩ヶ崎。毎年言っているのだが、落ち着いているチーム。
両校とも勝ち上がるのは難しいだろうが、注目に値する良いチームが作れている。
比較的レベルが高い東部からは松島。
相沢は秋季粘りづよいいい投球を見せたのが春期は調子を落とし、突発的に崩れる事が多かった。
今大会の見どころとしては、久々に各チームに揃った好投手。
その中でも先程あげた仙高の佐藤と松陵の桜井は注目。次いで一高の金原。
(いや、チーム力がチーム力だから、早い内に見とかないと負けちゃうんじゃぁないかと)
他には古学の阿部、石工の森、柴田の岩佐。
岩佐は春少々出遅れたが、夏に合わせてどう調整してくるか。
続いて聖和の高橋。正直春は打線に助けられたが、地力は有る。
秋ベスト8の原動力。学院の西城も注目だが、春落とした調子を戻す事が出来なければ厳しい。
あとはまぁ、仙商の乙戸かー。
各ブロックに関して
1aブロックは東北一択。対するは秋季県大会出場の生文大高と春県大会出場の気仙沼向洋。
この二校に足元を掬われる東北では無いだろう。
1bは中堅クラスチームが多い。
二高-登米は一回戦の注目カード。他にも石巻商-泉松陵と、初戦が一番面白い。
シード校の石巻工は四回戦がヤマ。どこが上がってきても厳しい。
2aブロックのシード校は東陵。
不眠式ポイントで見ても東北大会レベルの高校では有るのだが、
初戦で大崎中央、次戦で東北学院-石巻の勝者が相手と少々厳しい。
このブロック最注目のゲームは、やはり初戦で当たる東北学院-石巻。
「好投手」としてあげた西城擁す東北学院と、投手層が厚い石巻。
( ゚ プ)としては石高有利。正直言って東陵も石高相手では厳しいかと。
しかし同地区で数回の対戦が有るチーム同士。対策も充分で有る事を考えるとこちらも面白いゲームになるだろう。
2bブロックは聖和が有利だが、東高相手には油断出来ない。
東高は飛び抜けた選手は居ないものの、バランスが良いチーム。
(また、聖和・東高相手なのでかなり難しいとは思うが秋季に連合チームを組んだ一迫商と岩出山が勝ち上がれば三回戦で当たる事になる)。
3aのシード校は育英。全国レベルのチームである事は間違い無いのだが、これと言った決め手が無い。
ポイントで見るなら、育英に次ぐチームは小牛田農林だが何か一つ輝く所が有るかと言われると厳しい。
打ち勝つチームなので、乱打戦に持ち込めたら面白いのだが、育英相手にそれが出来るか?と言った所。
( ゚ プ)的にはやはり好投手金原擁する一高。
冷静に考えれば初回1〜3失点、その後0で抑えて7回辺りに捕まり、
続く市川も打たれ7・8回コールドで育英という所だが、
場合によっては育英1-0一高位の好ゲームを見せてくれないかと期待。
(まぁ、それ以前に初戦が大商だし、油断は出来ませんよ〜)
3bは不眠式ポイントが8を越える、県大会常連クラスのチームが固まったブロック。
南部の南高・高専名取がポイント通りの実力が有るのか未知数だが、
( ゚ プ)的には黒川・佐沼辺りが潰しあってしまうのが残念。
三回戦辺りが面白そうなブロック。
そして問題は第四シード、古川工業のブロック。
ポイント12以上。県ベスト8クラスの高校が固まる激戦区。宮城県ではシードにはならないCシード校の半分がここに固まった。
では4a
古川工は三回戦で仙台城南-登米総産の勝者と対戦。
城南は秋季ベスト4。惜しくも決定戦で利府に破れ、東北大会へは進めなかったものの、充分な実力校。
そして四回戦で当たるであろうチームを見てもかなり厳しい。
今大会屈指の左腕。佐藤擁する仙台や、秋・春県大会出場の名取北、古豪仙台商に南部の伝統校、宮城農業。
このブロックに固まってしまったのが本当に勿体ない。
4bのシード校は毎年しっかりとシードを取って来る柴田。
初戦で当たる仙台工業は、強豪校だったがここ数年低迷している。
このブロックの注目試合はなんといっても二回戦の古川学園-利府。
秋東北大会出場の利府は春期県大会で躓いたが、充分東北・全国でも通用するレベル。
そこに秋ベスト8の好投手阿部を擁する古学と、初戦でここまでの好カードが組まれるとは、勿体ない。
柴田は勝ち上がっても、このチームの勝者と三回戦で。
四回戦では春に調子を落としたものの充分県大会上位を狙える三高。
また、榴ケ岡にCシードクラスの塩釜とどこが上がってきても厳しい戦いになる事が予想される。
序盤ペースを掴んだのは大商。
立ち上がり不安が残る金原から毎回得点圏に走者を送り、3回は安打・四死球・失策で満塁とするもあと一本が出ない。
対する一高も相手四球等で満塁の好機を作るも四番金原が三振するなど、0-0で中盤に入る。
試合が動いたのは4回。安打で出た加藤優を2塁に進め、2死2塁から相手三塁手の失策で1点を先制すると、
バントヒット・死球で満塁とし、2番加藤侑の遊ゴロを大商遊撃の阿部が弾いた間に打者走者含め全員生還。
この回一挙5点を挙げ、試合を決めた。
続く5回にも死球の小郡から加藤優、小島の連打で2点を追加し7点差をつけると、
中盤から尻上がりに調子を上げた金原が0点で締めコールド勝ち。三回戦に駒を進めた。
一高次戦は22日(土)石巻市民球場の第一試合。9時から対仙台育英(第三シード)戦。
( ゚ プ)的雑談
そういう点で、やはり5回の2点は大きかった。下位打線でチャンスを作れていたので、そう考えるといい打線ですねー。
中軸はこの日は快音が聞かれませんでしたが、いい打者が揃っていますし。次戦が楽しみですな。
所で、( ゚ プ)の予定的に観戦出来て4回戦までですので、準々決勝・準決勝・決勝に関してはこちらでは更新しません。
4回戦の次は、甲子園でお会いしましょう( ´ フ`)
123 456 789 R H E B L 一高 010 000 000 1 5 0 8 7 育英 102 020 00x 5 8 1 5 8
育英が中盤着実に加点し勝利した。
一高金原は相変わらずの立ち上がり。
先頭西巻に二塁打を浴び、続く鈴木に四球を与えると、
三番山田のサードゴロを一高三塁手大槻が取れず(記録は左前安打)育英が先制。
対する一高は2回、この回先頭の大槻が中前安打で出ると、バント失敗等はあったものの
9番斎の遊ゴロゲッツー崩れと、育英二塁手斎藤の送球ミスが重なりすぐさま同点に追いつく。
続く3回にはこの回先頭の金原が右越二塁打で出るもバント失敗(走塁のミス)、
牽制死などで結局好機をものに出来ず。ここで試合の流れが育英に傾く事となる。
このピンチをしのいだ育英はその裏、この回先頭の3番山田が中前安打で出ると、
エンドラン等で内野手をかき回し、内野の間を抜く安打を二本放ち1点。その後6番渡部の犠飛で2点を勝ち越す。
一高金原は5回を投げて81球5失点でマウンドを降りるも、後を受けた鈴木、市川が無失点でしのぎ、反撃を待つ。
しかし5回以降毎回のように走者を出すも、後一本が出ない一高。
最後は1死1塁から、この試合1安打ながらも鋭い当たりを飛ばしていた小野崎が二塁へ転がしダブルプレー。
一高は記録に残らない細かいミスが続き、惜しい敗戦となった。
(当初、「この試合3-3の小野崎」と記述しましたが、この場面まで4-1と当初の記述は誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。)
( ゚ プ)的雑談
※毎度の事ですが、素人がウダウダ言うだけの内容なので苦手な方は以下の文は読まないで下さい。
ナイスゲーム!
ベストのゲームが出来たかと言われると決してそうは言えないけど、
全てを出し切ったな。という試合だったと思います。
守りの面では、来年以降やはり一歩目と守備に対する意識(考え方)をもう少し鍛えた方がいいという事で、
3点は防げていた。個人的には2-1で育英の勝ちといった所でしょう。
そして中盤以降。このままあと3点ずるずるとられて8回コールドかな?と思っていたのですが良く踏ん張った。
当たり前のプレーを当たり前にこなして内野ゴロの山。これがピンチでも安定してできていれば、
春・秋ともに久々に県大会で勝ち上がれるレベルの強いチームだったと思います。
毎年、「選手は良くやった。負けたのは監督の采配ミス」と大きな声で言っているのですが、
今年は戦術、打順の組み換え等上手にハマっていたと思います。
チーム作りは毎年上手いのだから、先程(と、言うか毎年言っている)挙げた守備の点。
あれは監督・コーチの仕事だと思うのでクリア出来れば毎年上位の結果を残せるのでは無いでしょうか。
攻撃の面ではいくつかミスが有りましたね。
3回表、無死二塁からバント。2走の金原が走るか戻るか迷ってスタートが遅れ、三塁でアウト。
その後残った走者が牽制死。この試合8つの四球を貰って5つの安打。
そして1点なのに対して残塁はわずか7。どれだけ走者が刺されたかという事でしょう。
新聞記事で機動破壊に関する勉強をしたと書いてありました。
次の塁を獰猛に狙っていくあのスタイル。( ゚ プ)は関東大会や群馬大会でしばしば観戦するのですが、
あれは「走る」と決めるタイミングと理由がとにかく他と違う。
そして走らない時(理由が無い場合)はトコトン走らないのです。
(タダでアウトを敵にやるリスクはしっかり考えている。
一般的には、「100%成功する確信が無ければ走るな」ですが、
例え刺されるとしても「走った事により相手に与える影響」を含めたプレイを行っている)
「あ、これは走るべきか?」と考えるような場合にはもう「ストップ」。
その点で、あのバント失敗はサインミスなのか、金原のミスなのかどちらか分からないのですが
「捕手の目の前にバント。(A)これは間に合わない(B)」
↓
「ん?捕手が取り損ねた?(C)これは走るべき?」
↓
「打者走者が助かりそうだぞ?」(D)
と考える位の間が有ったと思います。
金原はAの時点で「迷い」。Bの時点で「ストップ」。Cの時点で「迷い」、Dの時点で「ゴー」
を選択したのですが、
こういうセオリーと全く違う道理で走るのです。
そもそもA〜Dのタイミングを外したり、Bで走ってオールセーフとかもしますからねたまに。
そういう点で考えると、あの場面ではそれ以前に動くべきだったのか?と機動破壊的にも思ってしまう訳です。
あの場面で敵が一番嫌がるのはどういう展開か、その次はどうかと考えると、
もし健大高崎ならあの時点で1・2塁を選択して、次打者の初球で走ると言った所ではないでしょうか?
(それ以前にバントを選択したか?という疑問も入りますが。そもそも機動破壊は格上の相手に行うものでは略みたいな事も有りますし。)
まぁ、このミスがこの試合のターニングポイントとなってしまいましたね。
そして、育英が決めた三連打。エンドランで野手が二塁ベースに寄った為空いた1・2塁間を弱いゴロで抜く。
あれが本来一高がやるハズだった足を使って相手を崩すという展開なんですよね。
あれ、東北は嫌いますけど育英はバンバンやってきますからねぇ。
普段弱い高校にいい選手が入った時、東北に勝てて育英に勝てないのがあれの為だと思うんですよ。
って、7年位前に散々書いたと思うし今回の話からそれるのでここまでにしておきましょう。