第56回全国高等学校軟式野球選手権大会宮城大会

一高の話題

一二高対決は一高に軍配 軟式野球

一回戦 不眠式スコア
   123 456 789 R H E
一高 200 002 000 4 6 3
二高 002 000 000 2 5 1
[一]石井-大久保
[二]浅原、佐々木-遠藤航
新チーム同士の対決は、やはりお互いに経験不足が目立つ試合であった。

両校先発投手、ともに初回四球・被安打で苦しい立ち上がり。
一高は二高先発浅原の4四球・暴投・捕逸に2安打を絡めて2点を先制。
対する二高も一高先発石井の2四球に乗じて1死満塁とし、
5番山内への5球目を捕手大久保が逸らす間に本塁を狙うも本塁タッチアウトと攻めきれない。
しかし3回、二高は遠藤理の四球から中軸の連打と一高のまずい守備も有り2点を返し同点。
反撃の狼煙を上げる。

その後も両チームともにピリっとしない攻防を続けるが、
中盤試合が落ち着いたかと思った矢先の6回。一高は安打・四球・犠打で2死2・3塁とし、
9番石井の7前安打で1点を勝ち越し。
さらに押し出しを含む二連続四球で二高先発浅原を引きずり下ろす。
二高二番手佐々木はその後を1安打と締めるも一高石井の186球の力投の前に得点が出来ず
一高が勝利した。

一・二高ともに三年生が学業へ専念する為、新チームで臨んでいる夏期大会。
両チームともに連携等の細かなミスから、バッテリーエラーも多く
経験不足が目立つ締まらない試合であった。
しかし他校が新チームになる秋季大会に向けてはこの夏期大会は大きな経験になる。
二高は秋季大会に期待したい。

そして残念ながら高野連主催の大会としては昨秋大会が最後となってしまった三年生。
作夏の一高は新チームながらも三年生中心の他校に負けず劣らず。
そして秋季は優勝校の東北学院に初戦敗退してしまったが
東北大会出場の2009年チームを彷彿とさせる好チームであった。

シード校気仙沼にコールド負け 軟式野球

二回戦 不眠式スコア
    123 456 R H E
一 高 010 000 1 2 5
気仙沼 020 512X 10 14 0
  (5回コールドゲーム)
[一]石井、大久保-大久保、佐藤
[気]小山-小野寺雅
突然の夕立で調子を崩した気仙沼主戦小山から先制するも、
やはりシード校相手には手も足も出ず。

試合開始前から雷雲が接近していたこの試合、
二回にとうとう降り出した雷雨で気仙沼先発小山彬が崩れた。
この回先頭の大久保に死球を与え、盗塁・暴投・暴投(四球)で1点を失い、
なお無死1塁の状況で一旦試合が中断。
しかし45分の中断後、好天の下試合が再開してからは調子を取り戻す。
一塁走者を牽制で刺し、その後は3、4、5回と三人で抑え、
7回を投げ2安打1失点。一高打線を寄せつけなかった。

攻撃では一高のミスにもつけこみ畳み込む。
2回、先頭菊田を四球で出し、1死1塁として6番小山彬の適時三塁打、
続く鈴木の8前適時打であっさり逆転する。
3回は2死からの三連打で2死満塁とするも得点出来ず。
しかし続く4回。先頭小野寺雅を失策で出し、続く小松の送りバントが内野安打に、
先頭に戻り小山潤の犠打で1死2・3塁とすると2番佐藤の二点適時二塁打で2点を追加。
さらに失策、長短打、暴投を絡めこの回5点。試合を決めた。

気仙沼は5回、6回にも連打、スクイズで3点を挙げ7回コールドで一高を圧倒。三回戦に駒を進めた。

( ゚ プ)的雑談

実力差が大きかったかなぁ(;´Д`)ハ
若いチームって事でミスも多かったし、内野安打除いても12本。
相手投手を打てない状況で14安打5失策4四死球。まあコールドになりますわな。
これがミス無くボコボコ打たれてコールドならどうしようもないけど、
ミスも多かったし秋季に期待するしかありませんな。

しかし相変わらずこの球場のアナウンスは聞き取れん


はつひだファンクラブ野球課へ
不眠ニュースTOPへ

はつひだファンクラブTOPへ