千葉公園球場
千葉駅の北､千葉競輪場､護国神社等緑とおじさま方溢れる千葉公園内にあるこじんまりとした掘り下げ式野球場です｡
もともとはプロ野球球団誘致を念頭に千葉公園を再整備し､3万人収容の野球場に
改修される予定だったそうなのですが､その計画は幕張新都心に移され､
現在に至ります｡
センター119m､両翼92mと高校野球等で利用するには充分な施設､
さらに5(6?)基のナイター照明など､草野球､軟式野球等にも広く利用されています｡
グラウンドを掘り下げてスタンドを設置するという典型的な掘り下げ式の
野球場で､外から野球場と判断するのは多少困難です｡
さらに､入り口もちいさな小屋(チケット売り場?)があるだけと言う
本当につつましやかな構造で､大会中であっても､本当に試合をやっているのかと
不安になってしまう事があります｡
この球場の北側には千葉競輪場が有り､大会と競輪が重なると
しばしば新聞を持ったおじさま方が試合そっちのけで休憩していたりします｡
何か微妙に川崎を思い出しますな( ´ ﾌ`)
周りに広いスペースを割くことも難しいでしょうし､住宅地の真ん中
という環境､もしここにロッテがきていたとして､今日の｢千葉マリーンズ｣とは
全く違ったものになっていたのではないかなぁ､と､思います｡
歩いて15分って環境は魅力なんだけどなぁ( ´ ﾌ`)
モノレール駅目の前だしね｡
この球場は戦後関東に野球場が少なかった時分に､後楽園球場を
本拠地に持つ各球団がしばしば主催ゲームを開いていました｡
他にも川崎､敷島､栃木公園野球場などが同様の性格をもっていたようです｡
最近では夏の高校野球等ににぎやかだったのですが､現在では
高校野球に使われる事はきわめて少なくなっています｡
春､秋のリーグ戦でももう使っていないのではないかと････
そういう点では､( ﾟ ﾌﾟ)の頃には高校野球でバリバリに使われていた
仙台市の評定河原球場などを思い出しますな｡施設は天と地の差が
有るけど( ´ ﾌ`)
施設的には､ロッカールーム等が無く､ベンチのスペースと､
バックネット裏の本部席程度の最低限のもの｡
贅沢は言えませんが､せめて着替えが出来る場所が欲しいな｡
データ
両翼92mセンター119m
内野スタンドベンチ席､内外野芝生席､合計1万人程を収容(多分無理)
内野､土｡外野､天然芝
交通
JR千葉駅下車 北(弁天)口より徒歩15分JR千葉東駅下車 徒歩10分
モノレール千葉公園駅下車 徒歩0分
京成千葉線京成千葉駅下車 徒歩20分
あと､バス停も有るのですが､京成バスの路線図を見る限り どの路線なのか､詳しくは分かりません｡周辺地図(Yahoo地図)
尚､この日は第21回全日本少年軟式野球千葉日報杯千葉県大会が
行われていました