元大関 清初芝が引退

元大関として年間80勝の記録を持つ 清初芝関(幕張鋸山部屋)が今場所限りでの引退を発表した。

千葉場所千秋楽となった3日、最後の取り組みを黒星で終えた清初芝関は、軽い口調で引退を告げた。
今場所限りでの引退はかねがね口にされていたが、その理由として
「勝ち越しのかかったこの一番で力負けした。もし勝ち越せていたら未練も残るが、負けたと言う事は
そう言う事。今の幕張部屋は良い若手が揃っている。いつか横綱が出るだろうし、自分もそろそろ限界だ」
と語り17年間の力士生活に幕を降ろした。
断髪式は来年4月、日本左翼手放送局で行われる。          (○ε○)
今後は元(はじめ)親方として                写真:さっぱりとした表情で
解説等で後進の指導にあたる。                  「会見参加者は100円払うように」と
                                     おどける清初芝関

清初芝関は1989年星三崎川部屋(現幕張鋸山部屋)に入門、その恵まれた体格と類まれなる才能でスピード入幕を
果たし、長きに亘って大関として人気の低迷する各界を支えた。
95年に年間80勝をあげるも、イチ代の富士、小久の国の両横綱に阻まれ優勝は一度のみ、
その後は若手の鷹乃花、若禿和田に綱取りを阻まれた。しかし、03年秋場所ではけがに苦しみながらの7連勝を含む
12勝で三役に返り咲き、復活が期待されたが、今場所は前頭15枚目で今日まで7勝7敗、負け越せば十両落ちとなる状況で
十両筆頭の新井に寄り切られ負け越しが決まった。


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