'02年の日韓ワールドカップ宮城会場として使われた宮城スタジアムで有名な利府町。
その利府町立の総合スポーツ公園内にあるこのクラスではかなり立派な硬式野球対応の野球場です。
この利府町には比較的昔から大きな県立サッカー場が有り、ワールドカップに合わせて
宮城県総合運動公園(グランディ21)なるものを整備していますが、あれとは勿論別物です。
たまに利府駅からタクシーに乗ると運ちゃんが間違えます。
確かイースタンの巨人-日ハム戦も開催された実績が有るはずの立派な球場です。
さてさて、目の前には利府高校、そして近辺には住宅地、イオンの総合ショッピングモールなど、
利府の中でも比較的開けた場所に有り、この中央公園内にはプールや体育館等かなり立派な施設も併設されています。
確か2001年の国体に向けて、まだあまり開けていなかった利府町に種々の施設を整備したのだったかな?
また、新幹線の仙台総合車両所など仙台市のベットタウンという側面の他に色々な顔が有ります。
鉄道マニアには東北本線利府支線など、色々楽しい場所なハズです( ´ フ`)10数年前までディーゼルだったしね。
また、2009年より東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍本拠地となり、
再び高校野球が追い出された形に(;´Д`)・・・・
球場正面の看板を見る限り、「楽天イーグルス利府球場」となったようです。
ラクテンズ利府球場か。
では、球場案内と行きましょうか。
(以下、2006年作成の初版に09年5月分追加なのでチグハグな所有るかも知れません)
入り口はバックスタンドに三カ所、一、三塁側内野芝生席に一カ所づつ、
バックネット裏の入り口は使用しているのを見た事は有りませんが、プロ野球開催時等に使用されるのでしょうか?
バックネット裏入り口は、プロ野球開催時に利用していました。
高校野球等開催時は一塁側入り口前でチケット等販売をしています。
また、芝生席には応援団や各校関係者しか入場できません。
プロ野球開催時には、この一塁側入り口付近で当日券、グッズ等の販売を行っています。
芝生席への入場の可否についてはわかりませんが、応援団等が入場している模様で、
スタンド席が満席になった場合にはそちらに誘導しているようです。
また、料金はどの席でも均一1000円の模様です。
さて、観戦設備は内野にスタンド席。バックネット裏、内野席共に同じFRP製個別椅子で色が塗り分けられている程度。
内野席のポール寄りは芝生席になっています。また、外野も芝生席が設定されていますが少々狭く、
この球場が基本的にアマチュア大会を主眼において設計されていることが判ります(多分)。
バックネット裏からの風景はこんな感じ。バックネットは銀色のスチールネット。
少々・・・・どころかかなり観戦しづらいフェンスです。慣れればどうという事は無いのでしょうが、
慣れるまで見ていようとはなかなか思えな(りゃ
内野座席からはフェンスも低く、見易い事は見易いのですが、ファールボールには注意。
まあ、これは基本ですな。
また、2009年の楽天二軍本拠地化に伴い、フェンスの大型化、二重化などファールボール対策を強化。
ただでさえ見づらい球場がますます見づらくなりました。
まあ、プロの打球は段違いの速さで来ますので、この改修は必要不可欠のものであると思います
内野芝生席は高校野球では両校関係者、応援団のみの入場になります。
また、芝生席外側は普通に公園内通路になっていますので、タダ見も可能です( ´ フ`)
グラウンドは内野土、外野天然芝で両翼98メートルセンター122メートルとアマチュア野球には充分な広さ。
またスコアボードは電球式の電光掲示板、選手名はパネル式で基本的に高校野球での選手名の表示はありません。
このスコアボードの面白いところは、チーム名表示が簡易式でアルファベット表示である事。
例えば仙台一高だとSF、仙台二高だとSSと表示されます。しかし仙台商業もSSだったり色々問題が(りゃ
神宮第二を思い出しますね。神宮第二だったら仙台工業と宮城工業とか、仙台高校と仙台工業とか、
そんな感じの対戦チームだと結構面白い事に( ´ フ`)
蔵王・多賀城などこの時期この手の電球掲示板が流行った時期があるのですよね。
また、攻守により電球の色が変わります(オレンジ・緑)が、分かりづらい。
また、バックネット裏に、SBO表示のみのサブスコアボードもあります。
近年のBSO表示への対応も完了。プロ野球で使用するのでまぁ、ようやっとですな
スピーカーは広角に配置されているので、内野芝生席からでも良く聞こえ・・・・たかなぁ?
少なくともスタンド席では良く聞こえます。
プロ野球開催時には、選手名もしっかりボードが差し込まれていました。勿論DH対応。
ナイター照明は内野4基外野2基。愛島と同じく、アマチュア向きの電球が少ないタイプの照明のようです
点灯試合を見た事が有りませんが、まあそれなりの照度はあるのでしょう。
そう言えば、この球場も山の手にあるので、愛島球場と同じく梅雨の季節は霧に悩まされます。肉親方(;´ フ`)ハァハァ
( ゚ プ)は主に高校野球観戦で利用する事が多いこの球場ですが、社会人、大学野球でもしばしば使われているようです。
確かどこかのアマチュアチームが一時期ホームグラウンドにしてなかったかな?JRとか。
因みにこの球場が供用され始めたのは平成10年頃(平成9年頃かな?)
もう( ゚ プ)は高校を卒業していたので、この球場で( ゚ プ)レーすることはありませんでした。
この球場が( ゚ プ)の頃に有ったらかなりいい球場だったんだろうなぁ・・・・
前述の通り、現在は東北楽天二軍ホームスタジアムです。
ついでに言うと、この球場の下辺りを新幹線が突っ切ってます
内野スタンド1112人
内外野芝生席2400人
合計3500人程を収容
※ 東北楽天と利府町のサイトを確認しました。
3512名となっているので内野芝生席に2400人収容とみているのでしょう。
内野 土
外野 天然芝
ナイター照明、内野四基、外野二基
自家用車利用
仙台市内から一般道(利府街道)で渋滞が無ければ30分程度。
仙台東部道路利用、利府中インター or 利府塩竈インターから10分程度
仙台北部道路利用、利府しらかし台インターから5分程度
駐車場有り。ある程度の台数は収容可能。人気カードでは混雑が予測されるので注意
楽天二軍戦では、球場前の空き地が駐車場になっているようです。無料で500台収納
公共交通機関利用
仙台市交通局 市営地下鉄南北線泉中央駅から宮城交通しらかし台方面行き、利府町中央公園前下車(多分)
JR東北本線利府支線利用、新利府駅・または利府駅下車、徒歩50分。
利府駅下車、利府駅から宮城交通利用、しらかし台、吉岡営業所方面行き、利府町中央公園前下車(多分。利府高校前の次)
また、前述の楽天球団の案内では、「利府駅より徒歩20分」となっていますが、
距離的には新利府の方が近かった記憶が有ります。
自分の足で30分でしたが、利府駅から歩くと40分でした。
と、言う訳で徒歩50分と言う事にしておきます。
ってか、20分は無理だと思うのだがなぁ。
注意:バスについては路線図等を参照しただけなのであまりアテにしないで下さい。
ってか、本数的にもあまりバスはアテにしない方がいいかも。時刻表検索とか出来ないかな・・・・
詳しくはこちらから
宮城交通路線図一覧
路線図自体はPDFになっているようです。
交通、おまけ
一般道で来る場合、利府街道に入りジャスコ・ホーマークが有る辺りで左折。
利府高校を目指せば大丈夫。ってか、たまに( ゚ プ)も迷うw
市内から利府街道に入るには45号線陸前原ノ町で左折。
ガス局の交差点から入るのが一番混雑を避けられるかな?
ってか何て交差点だったっけなぁ・・・あそこ。
ガス局周辺
道が分からなかったら45号線を東へ、国道4号線仙台バイパス苦竹インターから
仙台バイパスを北へ、燕沢の立体交差から利府街道に入る。こっちは苦竹で渋滞するかも。
仙台市内から高速を利用したい場合だと、産業道路(仙台塩釜線)を使い仙台東インターか、
国道45号線で仙台港北インターから仙台東部道路に入れば5〜10分程度短縮できます。
また、混雑時でも30分程度で行けるかと。
高速道路を利用する場合、仙台東部道路利用。利府中インターから10分・・・・
って思ったら、「利府塩竈インター」なるものがあるようで・・・・
多分そっちの方が速いし距離も近いと思うのですが、( ゚ プ)の記憶が正しければJR跨線橋付近が
やたらと渋滞するんじゃなかったかな?特にイオンに向かう車が多い買い物時間帯は。
と、言う訳で買い物客が居ない時間帯なら利府塩竈インターの方が早いかと。
また、少々料金が高くなりますが、一番早く到着出来るのが仙台北部道路、利府しらかし台インターコース。
しかし北部道路は+500円位かかるはず。距離短いのに('A`)
仙台南道路〜東部道路利用で仙台南近辺から30分程度で到達出来るのは流石。
東京から来る事はきっと無いだろうけど、東北自動車道仙台南インターから南部道路にそのまま入り、
球場まで30分程度( ´ フ`)
尚、この日は春季仙塩リーグ、仙台一高-松島高校戦が行われていました
ってか、エースが一安打完封。7回辺りまではノーノーでした。
秋はかなり弱かったような気がしたのですが。冬を越えて随分チームとして強くなりましたな。