柴田町総合運動場内 柴田球場

(2014年に作成しましたが、2012年来場時のレポートです)

球場正面

現在の柴田町中心部、船岡からやや歩いた所にある野球場です。
基本的に高校野球では南部地区大会で利用されていた球場なのですが、
2011年、東日本大震災による利用可能球場の減少から県大会レベルで利用されたので観戦に行きました。

踏み切りから球場方面

基本的に自家用車でアクセスするのが一番なのですが、今回は公共交通機関を利用。
東北本線を利用し、船岡駅から歩きました。
因みに帰りは槻木まで歩いたのですが、その辺は後ほど紹介。
丁度槻木と船岡の間辺りにあるので、線路が目の前に見える割には電車でのアクセスは微妙です。
因みに、阿武隈急行の東船岡駅からも同程度歩きます。

球場自体は東北本線と、それに平行する旧国道4号線(宮城県道50号)に至近で、
自動車で来るのがベストなのですが、球場前踏み切り付近が非常に混雑する
(東北本線と平行に道路が走っている上、横断信号以外信号の無い交差点の為、
踏み切り・交差点間の合流待機マージンが小さい)
為、向かう際は仙台方面からは白石川渡ってすぐ辺りで右折し、東北本線を渡った方がいいでしょう。

駐車場

因みに駐車場容量はそれほどありません。(191台収容との事)

では球場に入りましょうか

メインスタンド

県大会等の有料試合では、スタンド入り口前に料金所テントが。
スタンド自体はそれほど本格的なものではなく、大幅に広い多賀城球場といったイメージです。
スタンドに登ると少し広めの広場、その先に座席が有ります。
座席は5列程で、最前列前に手すりが有り非常に邪魔な所も多賀城そっくりです。

横から見るとこんな感じ

バックネット支柱も邪魔ですが、通路配置によりそれほど邪魔ではありません。

最前列

最前列手すりはこんな感じ。二列目より後ろに座った方が楽ですな

座席

座席はプラスチック長椅子

バックネット

バックネットは緑の化繊ネット。
この球場は全体的に観戦しづらいのですが、これだけは評価出来ますな。

三塁側 バックスクリーン側 一塁側

グラウンドはこんな感じ。内野土・外野芝です。
2012年観戦時は、大分芝が痛んでる上、内野の土部分のデコボコも大分酷いなぁと思いました。

ライトポール方向 バックスクリーン前

線が曲がってるのかと思いきや、デコボコなんですよねぇ。
そして、両翼は91メートル・中堅は120メートルとなっています。
センターが出っ張った扇形で、中堅方向が深く、両翼が急に絞られる形状です

また、公認野球規則では「本塁から投手板を経て、二塁へ向かう線は東北東向きである事が理想」
とありますが(なんでなんだろう?)、実際は大体の野球場が南向きで有るのに対して
(外野手の目に太陽が入りづらい)この球場は北向きとなっています。
同様の球場としては、球場シリーズで今まで紹介した球場では
多賀城公園、習志野秋津くらいで、やはり日本では南向きが多数派であると思われます。

照明灯

ナイター照明は、内野2基・外野2基の計4基。

スコアボード

スコアボードは多賀城・利府・蔵王等と同じくアルファベット二文字タイプ。
電球式なので比較的見やすくなっています。
(志津川高-聖和学園高戦。 ShiZugawa-SeiwaGakuenですな。ってか、Duではry)
1イニング19得点迄で10回、合計表示は二桁対応。
ヒット・エラーの合計表示はありません。
カウント板にはHEFc有り。
また、スコアボード下部には打順を示すランプ付きです。

バックネット裏のカウント板等は無し。まぁ外野に観戦設備が無いので、
そこまでは必要無いのでしょうか。
因みにグラウンド内に有るかどうかは未確認です。

スピーカーはグラウンド方向に向いているので、少々聞き取りづらいなぁといった感想。

グラウンド

隣にはナイター照明つきのグラウンドが有ります。
「総合運動場」と有りますが、これ以外のスポーツ設備は見当たりません。

船岡駅から20分程歩きますが、それほど駅から遠いという気はしませんし、
何より本数の多い東北本線沿いに有るので思ったほど不便ではありません。
因みに、不便では無いと思うと思ったより不便な球場でもあります( ´ フ`)
春季大会の時期に、一目千本桜眺めてから向かってもいいでしょう。
球場設備自体は昭和62年の開場から大きな改修はされていないので
(平成2年にナイター照明がついたのみ)大分古臭いイメージが有ります。
観戦設備もそれほど良く無いので、評価は低いのですが
自分達の頃の仙塩地区は評定河原等でもいい球場として使っていたレベルなので、
それに比べると仙塩地区以外はいい球場使ってるなぁと思ったものです。

それでは交通や、それ以外については次ページに回しましょう。

データ

両翼91m
中堅120m

収容人員:スタンドに1700人を収容
以上、柴田町サイトより

スコアボード

バックスクリーン横に電球式。
10回まで、二桁得点対応。チーム名アルファベット二文字対応
打順表示、SBO HEFc表示電球式。

ネット裏サブボード
カウント板等無し。

グラウンド

内野:土
外野:天然芝

ナイター設備

内野2基、外野2基。合計4基

交通

公共交通機関利用の場合

JR東北本線船岡駅より徒歩20分
阿武隈急行鉄道東船岡駅より徒歩20分

自家用車利用は混雑・駐車場キャパの問題からあまりおすすめはしませんが
国道四号線を走り、仙台方面からなら槻木付近から白幡橋を渡る、
白石方面からならさくら船岡大橋を渡るとアクセスしやすいでしょう

交通・他に続く


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('14 10/04作成)