第57回春季東北地区高等学校野球宮城県大会 2回戦 5月22日 仙台一(三塁側)-東北(一塁側)

注意:「( ゚ プ)的雑談」は、外野である私が好き勝手言っているので、
   不快に感じる方は読まないようにお願いします
県大会2回戦 於:仙台市民球場 不眠式スコア
    123 456 789 R H E
東 北 000 001 100 2 5 2
仙台一 203 001 10X 7 8 1

[東] 熊谷、夏井-菅井
[一] 大沼-菊地安

三塁打:阿部斗(一・3回)
二塁打:宮沢(一・1回)、阿部斗(一・6、7回)

盗塁:菅井(東・6回)、熊谷(東・7回、7回)

一高大沼が東北打線相手に10奪三振の好投。
東北打線も意地を見せ、6回に四番上村の適時打で1点、
集中力が切れ賭けた7回は6番熊谷が安打の後盗塁、本盗で1点と
巧い攻撃を見せたが序盤の失点をカバーする事は出来なかった。
東北は昨年も大沼を打ちあぐね内野安打・失策での得点で勝利したが
今年も大沼を打ち崩せなかった

東北の先発は三年生の熊谷。
一高は初回、四球・犠打失策・犠打で1死2・3塁とし4番宮澤の適時二塁打で先制。
3回には9番舩田の安打から、四球・犠打・四球で満塁とし、
5番阿部斗の走者一掃の適時三塁打で3点。一気に突き放した。
東北の追い上げが始まった6回以降、代わった東北二番手、主戦の夏井を捉え1点づつ追加。
打線の援護で大沼を後押しした。

( ゚ プ)的雑談
どうにか勝った・・・・って感じ。5点差有ってもヒヤヒヤでしたよ。
大沼君が序盤から飛ばし過ぎ。6回当たりから抑えがきかなくなってきてて、
いつ崩れるか心配でしたわ。「どうにか逃げきった」って感じですな。

去年は8回に内野安打から崩れて逃げきれなかったんだけど、
今年は7点も貰ったからねぇ。
出来れば折角5点も差つけたんだから、7回コールドで大沼君を休ませたかったけど、
流石相手は東北。攻めも良かった(こういう得点が出来るチームが本当に強いチームだと思います)。
エースが二年生と言う事も有り、経験の多い三年生の熊谷君を先発させたのでしょうが、
裏目に出たと言う形でした。が、次に投げた夏井君を見る限り、正解だったのでしょう。

夏井君はいいストレートをもってますな。
今のところ緩い球はまだまだって感じだけど、あれを上手に使えればなかなか打てないかと。
現在の所はストレートを内・外に投げ分けて行くだけですが、
1巡はどうにかもちそうな感じ。ショートリリーフとしては最強クラスでしょうな。
4回から登板したのですが、下位打線を内・外・内・外で三振、内・内・外・内・内で4直、内・外・外・失投を5ゴロと
球威は充分。流石に上位には通じませんでしたが。

しかし、これで夏井君始めとする投手陣が夏に向けて力を付ければ
今年の東北はかなり良いのでは無いでしょうか。
確かに大沼君からはまっとうな当たりを打てませんでしたが、
初戦で無ければ大沼君も消耗している事でしょうし、
6回以降は凡退はしたものの、流石東北という当たりが多く有りました。
(失投以外をああいう当たりされたのは今シーズン初めて見ました)
そして、打てない時はこうやって点取るんだっていう気持ちも良く見えましたし、
「王者・東北がこんな得点しか出来ないなんて・・・」
なんていう人も居ましたが、こういう得点が出来るチームってなかなか有りませんよ。
(それを言うなら去年でしたな。二年生の二番手投手相手にまともなヒット無し)
次の塁への集中力は流石別格で、隙あらば次の塁を狙っていくというのは流石ですな。
中軸の上村君・菊地君などは、前打席凡退した球を次打席では捉える事が出来るなどやはり流石。

って、東北を褒めても何も出ないな。と、言う事で一高の話題を出しましょうか。
今日は良く打ってくれましたな。宮澤君は相変わらずのクラッチヒッターぶり。
阿部斗君はうまくいく時はこんな感じなんだねぇといういいバッティング。
今日は手首こねてませんでしたな。
ってか、インコースにヌルっとバットが出る事wちょっと無理くり行っても飛んでましたな。
そして外にもスラっとバットが出るなぁw ってか、分かりづらいですな。

そして大沼君の好投。

ってか、やっぱり大沼君ってバック全然頼りにしてないだろうwww的な感じ。
いや、好投手だし、三振とれるなら取って行っても良いけどさ。いくら東北相手で
慎重に行ったとしても164球は投げ過ぎだ。
初回は仕方ないとしても、0-3にしてからの三振とかなぁ。
ストライク取りに行っても抑えられる力が有るんだから、
全部が全部厳しいコースつかなくても・・・・
もしもこのまま夏を迎えたら、勝ち上がってもベスト8、
または休ませようとした試合を落すという展開でしょうな。

仙台二高に好投手が居た年。例えば95年の江尻(日ハム)2002年の小川等ですが、
両年共にベスト8でエース休ませて先発が打たれて終了でした。
(江尻の時はベスト4だったかな?)
因みに、近年で一高に好投手が居た年というと2002年丹野・2006年十文字、佐藤(勝)の二枚看板、
そして昨年の芹沢ですが、
(まあ2002年の丹野・2009年の芹沢は突出してますが。あと、敬称略失礼)
2002年丹野の年は菅野(これまたいい投手でした)との併用で勝ち上がり、
体力充分で臨んだ準々決勝・仙台西戦で力負け(打線が西高横沢の前に沈黙)。
2006年の二枚看板も秋は接戦をものにし勝ち上がったものの、
春・夏は力をつけてきた他校に対し、それほど伸びてこなかったのか、普通に力負け。
2009年芹沢は2年次に膝を痛め、復活した夏に東陵に力負け
と、まあ「そこ」まで行けていなかったのですが、今年は「そこ」の先を狙って行けるのだから
もう少し省エネ投球を・・・・2002年でいう菅野のような投手が欲しいですなぁ。

因みに、昔の一高はそこそこの投手が居れば育英・東北以外にはあまり負けないチームという
イメージが有りました。(いや、ただ単にくじ運が良いのか悪いのか、丁度いい所で東北・育英に当たってたんですがねw)
95年白坂・96年千葉等は、両年ともに夏に育英相手に負けましたが、
両年とも9回に5点以上取られて力尽きた感が有りました。
まあ、春・秋のリーグ戦では普通に負けてたんで、くじ運が良かったんでしょうねw
因みに、中堅チームとして強豪チームからは安全パイ、中堅チームからは油断出来ない相手
と思われていた一高も、翌97年には三年生がこぞって退部し公式戦1勝8敗(定期戦含む)
定期戦ではノーヒットノーランとか、まあ、その、何だ。言い訳はしない。

と、東北戦とは全く関係ない雑談に脱線するとか、まあよほどうれしくて小躍りしている状況だと
分かっていただければうれしい限りです( ´ フ`)


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